横田順彌さん ご逝去

SF作家・明治文化研究家の横田順彌(ヨコジュン)さんが1月4日にお亡くなりになったという新聞・ネット記事を読みました。平井和正さんのSF『超革命的中学生集団』の登場人物のモデルで、ハチャハチャSFという分野を切り開き、明治の作家・押川春浪の研究者でもありました。30年以上前にお手紙を差し上げて、大学祭の講演会をお引き受けいただいたときの興奮と、講演会後に色々と喫茶店でお話しを聞かせていただいたことを懐かしく思います。大河ドラマ『いだてん』に押川と彼が作った天狗倶楽部が登場し、ヨコジュンさんのことを回想していたところでしたので、訃報に大変驚きました。ご冥福をお祈りいたします。

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賀集寛 先生 ご逝去

本学文学部名誉教授の賀集寛 先生が1月8日にお亡くなりになりました。賀集先生は本学ご出身で、1972年から本学に在職され、1997年3月に定年退職されました。浮田潤先生の指導教員で前任者でもあります。私の本学着任は1997年4月ですので、入れ替わりになりましたが、研究室やOB/OG会の集まりなどで色々とお話をさせていただいたことが思い起こされます。賀集先生のご冥福を心よりお祈りいたします。

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卒論発表会と追いコン

2018sh12018sh22018sh3中島ゼミの卒論発表会が1月12日(土)に開催されました。朝11時から昼休憩と中休憩を挟んで午後4時半まで、13件の発表が行われました。
2018sh4その後、昨年から始めた茶話会を30分ほど行いました。これは、研究テーマごとに集まって懇談するもので、今年は対象とする動物種ごとに、「ヒトデ」「ネズミ」「イヌ・ネコ」「イルカ」「ヒト」グループで、3年生・4年生・大学院生・研究員とりまぜて和気あいあいと話をしました。
2018ok12018ok22018ok3同日夜6時から、甲東園のインド料理店「ラ・ルー」を借り切って追い出しコンパも行われました。大いに盛り上がり解散は9時半になってしまいました。
2018ok4寒い季節ですので、体調を崩して参加できなかった4年生もいました。今月下旬の口頭試問には、全員元気で自分の卒論に自信を持って臨んでもらいたいと思います。

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Behavioural Processes誌に論文発表

BpfaceBehavioural Processes誌の第159巻(冊子体は2019年2月発行)に下記論文が掲載されます。電子版ではすでに出版され、[こちら]から要旨が読めます(2月17日までは本文も、[こちら]から無料で読めます)。
 ラットを被験体として、味覚刺激摂取後に回転カゴで自由に走行させると、その味覚を忌避するようになることを1996年にカナダの研究者らが発見し、その後、多くの発展研究がなされました。私の研究室からもいくつも論文を発表しています。今回の論文は、この走行性味覚嫌悪学習をマウスで初めて実証したものです。味覚刺激にはサッカリン溶液などの液体を用いることが多いのですが、チーズなどの餌を使うことで実証に成功しました。3つの実験(実験1、実験2A、実験2B)からなりますが、そのうち最後のものを除く2実験は、摂食・摂水制限なしで行っています。
 
Nakajima, S. (2019). Food avoidance learning based on voluntary wheel running in laboratory mice (Mus musculus). Behavioural Processes, 159, 31-36.

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2018年度卒論発表会案内

2018年度の中島ゼミ卒論発表会を以下のように開催します。
ゼミ生以外の学部生・院生、卒業生の聴講も歓迎します(途中入退室可です)。

日時:2019年1月12日(土) 11:00~17:00 (開場10:00)
会場:F号館102教室
発表テーマ:(略題)
・ヒトデの生得的行動と学習能力の検討
・イトマキヒトデの脱出行動における試行錯誤学習
・米と餅を使用したラットとマウスの食物選好
・ラットとマウスにおけるペットフード選好
・アルコールを用いたラットの条件性風味学習
・カフェイン・砂糖をUSとしたラットの風味学習
・不安の消去速度に及ぼす消去試行の長さと回数の効果
・放水におけるハンドウイルカの感触の検討
・ハンドウイルカの吐き戻し行動に及ぼす放水の効果
・イルカの親和・闘争行動とショーパフォーマンス
・ネコおよびイルカの性格について
・猫は飼い主の位置を理解しているか
・イヌの存在が写真の人物の印象に与える影響
・商品の価格推定に及ぼすキャラクターの効果

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日本基礎心理学会第32回大会

日本基礎心理学会第32回大会が、11月30日(金)~12月2日(日)に専修大学で開催されました。私は、2日目に「ラットは腹具合が悪いと土を喰うか―乳糖不耐症の場合―」と題する口頭発表を行いました。

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雄山真弓 先生 ご逝去

本学文学部名誉教授の雄山真弓先生がお亡くなりになりました。雄山先生は、本学に40年以上(1967~2009年)ご在職され、うち最後の2000~2009年は文学部総合心理科学科所属教員として、データ解析等の授業をご担当になりました。また、ゼミでは今西 明 氏(いすゞ中央研究所)など、人間工学の優秀な研究者を養成されました。心よりご冥福をお祈り申し上げます。

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ワグナー博士ご逝去

Arwagnerイェール大学名誉教授のアラン・R・ワグナー(Allan R. Wagner)博士が、9月28日に癌でお亡くなりになったとの知らせが飛び込んできました。1934年生まれですのでおそらく84歳です。
 ワグナー博士は私の米国留学時の受け入れ教授であるレスコーラ博士(現:ペンシルベニア大学名誉教授)と共同でレスコーラ=ワグナー・モデルという古典的条件づけの理論モデルを提唱したことで有名です。モデル提唱時、ワグナー博士とレスコーラ博士はイェール大学の同僚でした(ワグナー博士が6歳年上)。したがって、私にとっては学問上の「伯父さん」のような存在ですが、初めてお会いしたとき(留学から帰国直前の1997年3月にデューク大学で開催されたシンポジウム)では、私はひどく緊張してしまい、握手していただいた手を強く握りすぎてしまった記憶があります。
 ワグナー博士は、レスコーラ=ワグナー・モデル以降も、プライミング・モデル、SOPモデル、 AESOPモデルなど多くの理論モデルを提唱され、連合学習研究の理論的支柱のお一人でした。現在、私はSOPモデルと関係する実験論文について、某誌から査読後の再修正を求められているので、それを仕上げることで、ワグナー博士への追悼としたいと思います。

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日本動物心理学会第82回大会

Cimg9892日本心理学会第82回大会が9月25日(火)~27日(木)に仙台国際センターで開催されました(大会長:東北大学 行場次郎先生)。私は前日の役員会の他、初日のポスター発表と2日目の公募シンポジウム『動物学習心理学の進歩―古典的条件づけの「尖端」的研究―』で、科研費研究「ラットの悪心と粘土食に関する研究」の成果の一部を紹介しました。

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日本動物心理学会第78回大会

12dfc9c9c5504376bd8d047355cf5b54日本動物心理学会第78回大会が8月28日(金)~30日(日)に東広島芸術文化ホールくららで開催されました(大会長:広島大学 阪田省吾先生)。私は初日の公開シンポジウム『補助犬の普及について考える―市民と共に考える―』で指定討論を務めました。

Cimg9871Cimg9873中島ゼミでは、大学院生の長谷川依保さんが、立命館大学の卒業論文として北岡明佳先生の下で行ったクラゲの条件づけの卒業論文の成果を発表したほか、中島ゼミ4年生の山本美玖さんが、現在卒論として取り組んでいるヒトデ研究のうち、光走性や砂粒の好みに関するデータをポスター発表しました。

Cimg9872Cimg9874長谷川さんは大会2日目、山本さんは3日目の発表でしたが、いずれの発表も多くの方に見ていただき、有益な質問・助言をいただきました。

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